![]() それでも沖縄移住を考えるなら観光で訪れる場合はともかく、いざ生活者となるとアナタは沖縄が夢見ていたような楽園ではないことを知るに違いない。期待が大きかった分だけ裏切られた気持ちにもなることだろう。 しかし、最初に感じる壁を乗り越えたとき、アナタは本当の沖縄住民となり、移住成功者となるのだ。 ここでは沖縄の現実を踏まえた上で移住を考えている方に、ささやかなアドバイスをしたい。 2年は賃貸で土地カンを養う。
沖縄に住みたいと考える人の大半は「海が見えるところに住みたい」と考える。
朝起きて仕事に出かけ、帰ってきて家族と過ごす??基本的にはその繰り返しに他ならない。海への興味も生活が非日常から日常へとうつるにつれ薄くなっていくのだ。 海辺は塩害も大きい。四方を海に囲まれた沖縄ではベランダに置いたエアコンの室外機も、購入したての車も小まめに手入れしないと、サビが出る。海辺となるとなおさらだ。 だからこそ、沖縄に住む場合は (1)いきなり土地を買ったり家を建てない (2)2年間はいろんな土地に住んでみる (3)その上で土地や物件の購入を考える というステップをおススメしたい。 小さな島である沖縄といえども、場所によっていろんな表情があり、住み心地も違ってくる。読谷村に家を構えつつ、那覇市に仕事を持つのはあまり良い選択肢とはいえないだろう。
沖縄は基地の島だ。 じっくり住み心地を確かめ、土地カンを養った上で家を建てるなり購入しても決して遅くは無いはずだ。 何回も観光で訪れたことがあるなら、今度は10日間滞在してみる。次は1カ月、3カ月というロングステイの方法もあるだろう。冬の一時期だけ滞在するシニア層も増えている。移住はアナタの人生を大きく変える。いきなり飛び込むのではなく、おずおずと入ってくる方法もぜひ提案したい。 ウチナーンチュに溶け込む術を考える沖縄移住に成功する人と失敗する人の違いは何か。それはウチナーンチュ社会に溶け込む努力をした人と、そうではない人といっても過言ではないだろう。 「努力したのに受け入れられなかった」という人はその方法が間違っていたといわざるを得ない。沖縄は他者に関しては肝要な土地柄であり、ウチナーンチュも口下手、表現下手、シャイではあるものの、基本的におおらかな性格の人が多い。 「溶け込むったって具体的にどうすればいいのか分からない」というアナタなら、まずは近所のあいさつから。 住まいがマンションであろうが戸建であろうが、田舎の特産品などを持って、あいさつして回ろう。アナタという人を小さなコミュニティで認識してもらうのだ。
得意の和食料理をおすそ分けする方法もあるだろう。 沖縄社会に溶け込むため、「あえてナイチャーとは交わらず、2年間は一度もウチナーンチュの飲み会を断らなかった」という移住者もいるぐらいだ。そこまでストイックに考える必要はないだろうが、最初のうちは積極的に参加して間違いはない。 飲み会で一つ注意したいのが最初のうちは聞き役に徹すること。 沖縄の不思議を聞く分にはたわいないが、食事をし、打ち解けて話をし、お酒が入れば入るほど気持ちも緩む。そこで、ついつい沖縄への批判めいた言葉が出てくるのだ。 胸襟開いた酒席とは言え、発言にはよくよく注意したい。 地域の自治会や商工会議所、役場のボランティアなどにも参加してみたほうがいい。情報は自治体が各家庭に配布している広報誌に載っているはずだ。 地域の祭りの手伝いに加わる頃には、アナタは移住成功者となっている。 沖縄は日本の一つの県ではあるが、むしろ「日本語の通じる外国」と考えたほうがいい。外国なら、習慣や考え方の違いがあって当たり前。何か壁にぶち当たったとき、「なぜ、沖縄の人はこうなのか?」と考えても、それは時間のムダ。その答えは移住者一人ひとりが見出すものであり、アナタにはアナタなりの答えがきっとあるはずなのだ。 |
